プログラム概要

マイクロエレクトロニクス設計および半導体工学プログラムは、全て英語で開講される国際的な学士課程であり、世界的な半導体産業での活躍を目指す学生に向けて設計されています。本プログラムは、グローバルな職場文化と環境に適応し、成功を収めるために必要な技術と能力の育成に重点を置いています。

本プログラムでは、先端マイクロエレクトロニクス回路の設計、特にアナログ回路、ミックスドシグナル回路、高周波回路に焦点を当てています。これらは、高速デジタル通信、無線通信、産業用および家庭用IoT、組み込みシステム、センサー技術、パワーエレクトロニクス、スマートシティ、スマートビークルなどの最先端分野に応用されます。

学生は、半導体の基本原理を確実に習得するとともに、製造技術に関する概要を学びます。特に回路設計に重点を置いたカリキュラムを通じて、革新的かつ高効率で高性能なソリューションを開発できる人材の育成を目指しています。

本プログラムでは、実践的な学びを重視しており、業界標準のツールや技術を用いた設計、検証、応用まで、半導体製品の開発サイクル全体に関与します。さらに、産業界との連携を通じて、実際の課題に取り組みながら、未来の技術開発に関する知見を深める機会が提供されます。

特筆すべきは、4+1の学士・修士一貫プログラムの選択肢があることです。この制度により、1年間の追加学習で修士号の取得が可能となり、さらにヨーロッパ屈指の名門工科大学であるRWTHアーヘン工科大学より、電気工学および情報工学分野のダブルディグリー取得も目指せます。

人工知能、通信技術、家電製品、スマートシティ、自動車システムなど、半導体産業が革新を牽引する現在、本プログラムは、急速に成長するグローバル市場の最前線で活躍するための技術力と国際的視野を兼ね備えた卒業生を輩出します。

主な履修科目（マイクロエレクトロニクス設計および半導体工学）

本プログラムのカリキュラムには、以下のような重要分野が含まれます：

• デジタル・ロジック設計実験
• 半導体デバイス
• 信号とシステム
• 通信の基本原理
• CMOSミックスドシグナル集積回路の設計
• 組み込みシステム
• 高周波集積回路の設計
• モノのインターネット（IoT）
• 集積回路のテストおよびテスト容易化設計
• スマートデバイス向けアンテナ技術
• 高度無線通信およびスマート計測インフラ
• VLSIアーキテクチャ
• 集積回路製造の基礎
• データサイエンスおよび機械学習
• データエンジニアリング
• 人工知能（AI）

卒業後の進路

本プログラムの卒業生は、高度な技術力、実践経験、そして国際的視野を兼ね備えており、以下のような分野で活躍が期待されます：

• アナログ、ミックスドシグナル、高周波集積回路の革新的設計
• 無線通信、IoT、スマートシティおよびスマートビークルなどの技術革新の推進
• 半導体製品の設計から検証・応用に至るライフサイクル全体への貢献
• 工学的知識と異文化協働力を活かした国際的な職場でのリーダーシップ発揮

マイクロエレクトロニクス設計および半導体工学の国際工学学士課程は、通信、家電、産業用オートメーション、人工知能といった未来を形づくる産業分野において、影響力のあるキャリアへの第一歩を提供します。

国際出願者向け出願スケジュール

お問い合わせ

プログラムや出願手続きに関するご質問は、以下までお気軽にお問い合わせください：

TGGS Academic Affairs, 3^rd floor, TGGS Building, KMUTNB
Email: info@tggs.kmutnb.ac.th
Phone: +66 2555 2931
Website: https://tggs.kmutnb.ac.th